こんにちは、サクです。
みなさんはChatGPTを試してみましたか?
毎日にように目にするようになった「Chat(チャット)GPT」。毎日のようにメディアを騒がせていますよね。
色々な場面で活用できそうなサービスです。
しかし、
なんか難しそう・・・
業務にどう使えるかイメージがつかない
など思って、まだ試してみたことが無い人も多いのではないでしょうか。
今回の記事を読むことで、ChatGPTをどんな感じかイメージがつかめると思います。
そしてChatGPTプロンプトテンプレートを試してみます。
ChatGPTとは
ChatGPT(チャットGPT)とは、米国のOpenAI社が開発した人工知能(AI)を活用したチャットサービスのことです。生成AIと呼ばれています。
人間の質問に対して、まるで人間が自然に回答するように答えを出してくれることで、最近利用が急上昇しています。
米国Microsoft社がOpenAI社の技術を検索サービス「Bing(ビング)」の搭載することで、今までの検索の概念が覆る可能性があります。
ChatGPTの進化についてはこちらから
➢【11分で分かる】最近話題のGPTシリーズの進化の軌跡と違い!GPT-1→GPT-2→GPT-3→GPT-3.5→ChatGPT→GPT-4まで! スタビジ【誰でもAIデータサイエンス】byウマたん
ChatGPTの始め方
ChatGPTの始め方について説明します。
まずはChat GPT公式サイトにアクセスします。
赤枠の「ChatGPTを試してみる」を押下。
サインアップを押下。
アカウント作成画面で、メールアドレスまたは、すでに持っているアカウントを選択。
私はGoogleアカウントを使用しました。
その後、名前、生年月日を入力する画面に遷移するので必要項目を入力。
メールにコードが発報されるので、そのコードを入力すれば完了です。
ものの数分で完了します。
ChatGPTを試してみる
アカウントが作成されたら、ホーム画面になります。
赤枠の検索窓に知りたいことを入力してメッセージを送ります。
※ブラウザがChromeのままだとエラーがでてきました(自分だけ?)。
EdgeまたはChromeの拡張機能を使用した方がスムーズだと思われます。
今回は「日本の観光名所を5つ教えてください。」と入力してみました。
すると・・・
かなり具体的な内容が返ってきました。
「す、すげ~!」 分かっていたとはいえ、ビックリしますし、感動します(笑)
色々試してみましたが、人が回答してくれるように答えを返してくれます。ホントにスゴイですね。
しかし・・・・
似たような内容を入力しても、若干異なった答えが返ってきます。
業務に活かすためには、やはりどのように指示を与えるかが重要になります。
プロンプトエンジニアリング
そこで重要となるのが、プロンプトという指示や命令の文字列です。
「プロンプト」とは、AIモデルに対する指示や入力文であり、それによってタスクを与え、期待する結果を取得するための指標となります。要するに、プロンプトはAIに求める内容を伝えるメッセージで、適切な回答が得られるようにサポートする役割があります。
そしてプロンプトを設計するためにコツは以下の5つです。
①明確さ・・・質問や要求が明確であることが必要
②具体性・・・具体的で詳細さを含むことが必要
③可能性・・・回答可能であること
④中立性・・・偏りなく、中立な内容であること
⑤文法と表現・・・正しい文法や適切な表現を使用して記述されるべき
そして、プロンプトエンジニアリングとは、AIシステムに対して、効果的な質問や要求設計する技術のことです
この技術を高めることにより、的確な指示を出すことができ、望んだ成果物を引き出せるようになるのです。
自分でプロンプトを作るのが面倒だったらテンプレートを活用
そうはいっても、自分で最適なプロンプトを設計するのは大変です。
そこで、今回PROMTYさんのChatGPTプロンプトテンプレートを紹介します。
PROMPTYは、プロンプトエンジニアのための情報メディアです。
PROMPTYについて
そして、経営・企画・分析・マーケティングから、開発・デザイン・営業、その他様々なジャンルのテンプレが掲載されています。
今回はその中でマーケティングのフレームワークの一つの「4P分析」を行います。
【プロンプト紹介】ChatGPTでマーケティング戦略の立案「4P分析」
以下がサンプルのプロンプトテンプレートとなります。
#命令書
あなたは戦略設計のプロフェショナルです。
以下の#制約条件と#出力形式に従って、以下の#ビジネスに関してマーケティング戦略の立案を行ってください。
#制約条件
・#ビジネス についての「4P分析」に基づいて考察を行う。
・分析は必ず客観的で分かりやすく、説明の過不足が無いようにしてください。
・分析はProduct(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販促)それぞれについて分析を行ってください。
・分析は必ず各要素の概要とその詳細な分析をセットで掲載する。
・分析結果をもとに総評を考えてください。実際に最初に行うべきは施策は何かなどできるだけ実践的な内容が好ましいです。
・出力は#出力形式に基づいて行ってください。
#ビジネス
「{埋める}」
#出力形式
【4P分析】→表形式で、以下のような構成。
1行目: 項目名→4つの要素全てを紹介
2行目: 1行目の項目の概要
3行目: 項目名に対する分析→#制約条件 に従って分析を行ってください
【総評】→上記の4P分析を踏まえて#制約条件 を忠実に守りながら総評を行う。
そして、#ビジネスの「{埋める}」の部分を、
「大田区にあるネイルサロンのウェブサイト」
に変更して指示すると、
かなりそれっぽい回答が返ってきました。
使いこなせたら、めちゃくちゃ便利!
興味がある分野のテンプレートがあったら、ぜひ試してみてください。
まとめ
今回はChatGPTについて紹介しました。
・ChatGPTを使って求める成果物を出すには、プロンプトという考え方をしることが重要
・プロンプトを設計するためのコツ(明確さ、具体性、可能性、中立性、文法と表現)
・自分で設計するのが面倒ならテンプレートを使ってみる
2023年5月25日に、日本でのChatGPTのiPhone用アプリのリリースが発表されました。
アンドロイド向けにも近々リリースされそうです。
これから色々なシーンで活用できると思われます。上手に利用することによって、効率性も高められますので、まずは触ってみて体感してみてみましょう。
いずれAIに取って代わられないよう、AI使いこなしていける人材になっていきたいですね。
以上、サクでした。