BOOKS

【ビジネス書】「コンサル一年目が学ぶこと」を読んで、学び直しを考える。

  1. HOME >
  2. BOOKS >

【ビジネス書】「コンサル一年目が学ぶこと」を読んで、学び直しを考える。

こんにちは、サクです。

今回は、

コンサル一年目が学ぶこと

(ディスカヴァー・ツゥエンティワン 大石 哲之 著)

をご紹介します。

ところで、皆さんは基本的なビジネススキルには自信がありますか。

結構できているようで、できていないのではないでしょうか。

  • ロジカルシンキングができない。
  • 日々業務をしている中でも、中々言いたいことが伝わらない。
  • 資料作成に時間がかかる。 等々

こんなことに悩むことはないでしょうか。

実際、自分ではできているつもりでも案外できていないものですよね(笑)。

本書は新人からベテランまで、コンサル業界にだけでなく、業界・業種を問わず、役立つ普遍的スキルを基礎的なレベルで紹介されています。

外資系コンサルのxx~、などの書籍は世の中多いですし、自己啓発本も食傷気味かもしれません。

しかしこれからは更に自分の価値を高めていく必要がある時代、副業を行うにも効率性が求められます。

社会人歴に拘らず、今一度基本的なことができているか見直しされてみても良いかもしれません。

実際の戦略コンサルの方でも、この本は新人にすすめているとのことです。

意外な気づきがあるかもしれませんよ。


本書はkindleunlimitedで読むこともできます。

著者紹介

大石 哲之氏

慶応大学環境情報部卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に勤務。戦略部門のコンサルタントとして、事業戦略の立案、M&A、事業改革プロジェクトなどに従事された実績があります。

概要

普遍的なビジネススキルと何なのか?

本書を読むことで、

  • 職業を問わず、15年後にも役立つ普遍的なスキルを
  • 社会人一年目で学んだときの基礎的なレベルから

理解できるようになると書かれています。

大きな枠組みとして、以下で構成されています。

  • 話す技術
  • 思考方法
  • デスクワーク技術
  • ビジネスマインド

久しぶりにこの手の本を読んだのですが、若手の時代は意識していたことを、会社での地位が上がっていくとこのようなスキルを意識することが少なくなったことに、はっ!と気がつかされました。

結論から話す、数字とファクトで語る、など当たり前のことも中々出来ていないですよね。

思考の型として、雲雨傘の組み立て方やロジックツリーなども一度は試された方も多いと思いますが、日常的に使うことはできておらず、意識の抜けていました。

パワポやエクセルの作成もマウスをがしがし使っており、ショートカットキーも使いきれていません(^^;)

回りの同僚(マネージャークラス)を見ても似たり寄ったり(笑)

特に社会人ベテランの方は、再度基礎的なビジネススキルの学び直しが必要ではと思わされました。

リカレント教育

ここ最近リカレント教育というワードを見ることが多くなりました。

リカレント教育とは、仕事に活かすための知識やスキルを学ぶことです。

外国語、MBAや中小企業診断士などの資格習得、経営や法律、会計などのビジネス系科目、プログラミングなどを学び直すこと

一方で、総務省統計局の調査によると社会人の平均勉強時間は6分!

勉強をしている人としていない人が混ざっているのでこのような極端な時間となるのでしょうが、少しがんばれば人より頭一つ飛び抜けることができますね。

そう考えるとツイッター民の方々の勉強姿勢には頭が下がります(^^;)

まとめ

今後定年時期も伸びていく中で、現在マネージャーの方々も役職定年などにより、現場に復帰することも多いと思います。

日々の自己研鑽を積んでいないと、若手に遅れを取っていくことになり、居場所が無くなりかねなくなりますよね。

自分のバリューは自分でしか高められないですからね。日々の中での積み上げをしていきましょう。

  • 社会人の平均勉強時間は6分
  • 自分の価値を上げるためには、学び直しが必要
  • まずは本書を読んで基礎的なビジネススキルから学び直そう

その選択肢の中で、中小企業診断士の勉強を始めるのも良い選択肢になると考えます。

-BOOKS
-