こんにちは、サクです。
今回は、
医者が教えるサウナの教科書ービジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか
(ダイヤモンド社 加藤 容崇 著)
をご紹介します。
ところで、皆さんはサウナには行かれてますか?
最近「サウナー」や「ととのう」などのワードを聞くようになり、芸能人も愛好家が多いようです。
しかし私は正直サウナは苦手で、ほとんど入ったことはありませんでした。
スポーツクラブにもサウナ施設はあるのですが、一度も入ったことはありませんでした。
理由として、
- 蒸し暑い、苦しい
- 水風呂が拷問のよう
しかしここ最近寒い日が続き、体の芯から温まりたい願望が生まれました。
「試しに入ってみるか・・・・」
少し不安な気持ちを持ちながら、実際入ってみると、
控えめに言って、「最高!」
ドハマりしてしまいました(笑)
体が温かくなるだけでなく、頭もスッキリする感覚。
これはなんでだろうと疑問に思って調べていた時にこの本と出合えました。
しかし、これがビジネス本かと疑問に思われるか方もいらっしゃいますが、実際ビジネスパーソンのコンディション調整に使っており、ビジネスエリートにもサウナ好きが多いとのこと。
実際にビジネスを進めるうえでも効果が多いので、ぜひ皆さんもサウナに行きましょう(笑)
著者紹介
加藤 容崇(かとう やすたか)先生
慶応義塾大学医学部腫瘍センター特任助教
日本サウナ学会代表理事(通用サウナ教授)
サウナをおすすめする最大の理由
著者がサウナをおすすめする最大の理由は、
サウナがすべての健康法の中で、最も効率的、そして瞬時に、脳と体を「ととのえる」=「コンディショニングする」ことができるから
人は常に色々考えており、脳を休ませることが苦手だそうです。
ぼぉーとしている時も、実際には脳が働いており、脳をオフることができていません。
しかしサウナに入ると、それが自動的にできてしまうそうなのです。
医学的な理由は本書を読んでいただくとして、簡単に言えば
サウナは人体にとって「非日常的な危機的状況」だから
サウナに入ると、熱くて色々なことを考える余裕がなくなります。
人体にとっては、いつもとは全く違う危機的環境に置かれるます。そのため、サウナの環境に対応できるように集中し、余計なことを考えなくなるのです。
更に水風呂に入り、冷水につけられると体は驚き、人体は再び生命の危機を感じ、持てるすべての力を総動員して、環境に適応しようとします。
その後に外気浴をすることで、生命の危機を脱したと判断した人体は、急速に「ととのって」いくのです。
「サウナ室 ⇒ 水風呂 ⇒ 外気浴」で、体内にめまぐるしい変化をおこすことこそが、「ととのう」カギとなるのです。
「ととのい」とは、血中に興奮状態の時にでるアドレナリンが残っているのに、自律神経はリラックス状態の副交感神経優位になっている稀有な状態
サウナの効果にはどんなものがあるか
サウナの効果として沢山あげられていますが、私が実感したのでは以下があげられます。
脳疲労が取れて頭がスッキリする
前段でも述べましたが、脳を休ませる時間ができたためか、スッキリした感覚があります。
感情的にならなくなる
イライラしていたことが、どうでもよくなったりします。
これは自律神経が刺激され、交感神経、副交感神経の切り替えがスムーズに行わることにより、メンタルが安定しやすくなります。
世界中の人がサウナを始めたら戦争がなくなりますね、きっと(笑)
ラブ&サウナ&ピース!
睡眠をコントロールできるようになる
サウナに入ると、短時間で深い睡眠が得られるようになることに加え、日中の眠気も防げる研究結果があるようです。
私はスマートウォッチを着けて寝ており、睡眠の質が計測できるのですが、サウナに入った日の睡眠の質が向上!「深い睡眠」が普段は数分から10数分なのですが、30分近くまで伸ばすことができました。
この他にも以下のような効果があります。
- 肌がきれいになり、やせやすい体質になる
- 肩こり・腰痛・眼精疲労がやわらぐ
- 心臓病・アルツハイマー病のリスクも低下する
- 認知症予防
- うつ病予防
サウナの正しい入り方
サウナの正しい入り方は、
「サウナ ⇒ 水風呂 ⇒ 外気浴」をワンセット。
3~4セットが基本
水風呂は苦手とされる方もいらっしゃいますが、水風呂・外気浴で「ととのえ」が生まれるので、ぜひ省かずに行ってみてください。
水風呂に入るとサウナ用語で「羽衣(はごろも)」と言われる冷たさをやわらげる膜みたいなものができますので気持ち良く入れますよ。
また以下気をつけてください。
- セットの途中に行動を追加するのはNG(汗は流してくださいね)
- 水風呂⇒外気浴の移動は速やかに行う
- サウナ室に入る時間の目安は、背中の真ん中が温まってから(汗の量ではない)
- 普通に座ると温まり方にムラがでるので、あぐらか体育座りで
- 水風呂には長く入りすぎない
- 外気浴は座るか、横になるか。起立の状態は心臓に負担がかかる
まとめ
いかがだったでしょうか。
忙しいビジネスパーソンにとっては、サウナを最高のコンディションの武器として使えます。
お手軽に使えますしね。
あまり行かれたことがない方や水風呂をパスされている方は、騙されたと思って一度試してみてください。
私もこれからサウナに行ってきます(笑)