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【中小企業診断士】ウェブ解析士取得メリット3選

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【中小企業診断士】ウェブ解析士取得メリット3選

こんにちは、サクです。

先日ウェブ解析士試験を受験して合格することができました。

昨今の中小企業含めた事業者支援の中で、デジタルマーケティングに知識は必須となってきています。
そんなデジタルマーケティングの知識を網羅的に学びたいと思われる方は、ぜひ受験してみて良いのではないかと思います。

今回はウェブ解析士試験について紹介します。

ウェブ解析士とは

そもそもウェブ解析とは、ウェブサイトを軸にしてデジタル端末などにおける定量的・定性的な行動データの解析からユーザーを理解し、事業の成果に貢献する技術です。

単なるアクセス解析の知識にとどまらず、マーケティングの広い知識、観測すべきKPIの設定、事業にそくした現状分析および目標を達成するための計画立案など、多岐にわたる能力が求められています。

ウェブ解析士認定試験は、入門的なウェブ解析士から3段階ステップアップする試験があります。
・ウェブ解析士
・上級ウェブ解析士
・ウェブ解析士マスター

一般社団法人ウェブ解析士協会

試験概要

ウェブ解析士認定試験は以下のようになっています。

・試験はインターネット環境のPCを使用して120分50問、4択問題
・オンライン受験となり、任意の場所で受験(自宅でOK)
・公式テキストおよび講座受講時のテキスト、自身の資料は持ち込み可能

また実際のGoogleアナリティクスの画面を見ることが許可されています。というかいつの間にか自身のGA4に「WACAウェブ解析士」のアナリティクスアカウントが付与されており、試験もレポートを見て解答する問題が数問でます。

 

試験スケジュールは、申し込みをしてから最短で半月後となります。
自身の学習スケジュールから逆算して申し込みをする必要があります。

2023年度から試験内容が変更?となったようで、合格率は以前と比較して高くなっており90%程度のようです。

学習内容

試験はウェブ解析士認定試験のテキストの内容から出題されます。


このテキストが結構分厚くて、サイズも大きい(^^;)

学ぶ内容としては以下となります。

第1章 ウェブ解析と基本的な指標
第2章 事業戦略とマーケティング解析
第3章 デジタル化戦略と計画立案
第4章 ウェブ解析の設計
第5章 インプレッションの解析
第6章 エンゲージメントと間接効果
第7章 オウンドメディアの解析と改善
第8章 ウェブ解析士のレポーティング

また合わてGA4の見方に慣れておく必要があります。

そして公式問題集は以下となります。


ウェブ解析士取得までにかかる費用

ウェブ解析士講座を受講する場合と、そうでない場合で異なります。任意ですので私は受講しませんでした。
※講座費用:11,000円

かかる費用としては下記の通りです。

・ウェブ解析士認定試験のテキスト 4,400円
・ウェブ解析士認定試験公式問題集 2,750円
・試験費用            17,600円

資格取得までの期間・学習時間の目安

ウェブ業界の経験の有無や自身でブログなどを運営経験の有無で変わってくると思われます。

ウェブ業界未経験ですと、2か月~4ヶ月(学習時間:40~60時間)

が目安となります。

勉強方法

私の場合5月の初旬に勉強を開始、7月下旬の試験日程を目標にスケジュールを立てました。

公式テキストは1回さらっと読んで、その後は通勤時間に公式問題集を3回程度回しました。

また前述したように自身のGA4にアナリティクスアカウントが付与されたので、GA4の見方は自分で動画等を観ながら勉強しました。実際3問程度GA4を見ないと分からない問題が出題されました。

中小企業診断士がウェブ解析士を取得するメリット

中小企業診断士がウェブ解析士を取得するメリットとして以下があると思います。

ウェブ周りの知識習得

これからの事業者支援の中で、ウェブ関係の比重がますます高まっていくと想定されます。
デジタルマーケティングを主体としない場合でも、基礎知識はあった方が良いでしょう。

診断士試験の知識が活かせる

試験内容には診断士試験で学んだ情報システム以外にも、フレームワーク、KPIなど企業経営理論で学んだ内容が出題範囲となっています。特に違和感なく腹落ちすると思います。

ブログ等自分のメディア育成

ブログやSNSなどやっているようなら、SEOに関する知識も自然に学んでいたと思います。この試験を学ぶことによって、更に深い知識を得ることが可能となり、自身のメディアをどう伸ばそうかとする意識が高まると思います。

まとめ

中小企業診断士がウェブ解析士資格を取得するメリットをお伝えしました。

・ウェブ周りの知識習得
・診断士試験の知識が活かせる
・ブログ等自分のメディア育成

ぜひデジタルマーケティングに興味を持たれていたら、一度公式ホームページを見てみてはいかがでしょうか。

私としてはウェブ解析の基本的な知識は習得できたので、次は実務に近い上級ウェブ解析士の勉強を目指していきたいと考えています。

以上、サクでした。

ウェブ解析士認定試験

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