こんにちは、サクです。
今回はライティング技術でお悩みの方へ、おすすめの本を紹介します。
コピーライティング技術大全 百年売れ続ける言葉の原則
神田昌典、依田順一著 ダイヤモンド社
本書はこれからコピーライティングを学びたい人の「教科書」になるとともに、
経験者には「実践マニュアル」として使われるように構成されています。
つど必要な箇所を参照して使うことができるので、この本一冊が手元にあればもうライティングには迷わないで済みます。
コピーライティング技術とは?
そもそも、
コピーライティングって何? 必要?
と思っていました。
なんとなく胡散臭い気がしていました(^^;)
日本人なんだから国語も学んできているし、文章くらいかけるじゃん、と。
しかしブログを書き始めてから、はたと気づきました。
「全然文章が書けない・・・・」
じつは学校で習う国語は、9割が「読解力」。あとは漢字のお勉強ぐらいだったんです。
そして本書では、長いキャリアにおいて価値を提供し続けるには、読解力に加え、次の4つの力が必要と書かれています。
「どうすれば、情報を正しく判断できるのか?」【判断力】
「どうすれば、自分ならではの価値をつくれるのか?」【思考力】
「どうすれば、その価値を、必要な相手に伝えられるのか?」【表現力】
「どうすれば、広く遠くまで届けられるのか?」【発信力】
この4つの力を養うために、コピーライティング技術が必要となってくるのです。
実際に読み進めていくと、心理学に基づいたちゃんとした技術であり、必要性を理解することができました。
ブログだけでなく、プレゼン資料や企画書などの一般的なビジネスシーンでも活用できることが分かりました。
実際にCMや広告などを見ると、コピーライティング技術を使っているのが分かってきます。
本書を読むと学べることを一部ですが解説します。
LP・セールスレターの基本構造
ランディングページやセールスレターには原理原則があります。
基本構造が理解できると、書くスピードも上がってきますよね。
①ヘッドラインで興味を惹き、
②オープニングで新規感を持ってもらい、ボディコピーにつなげ、
③ボディコピーで商品内容を説明し、ベネフィットを納得してもらいつつ、
価格などの販売条件を提示
④クロージングで申し込んでいただく
そして各パーツには、さらに詳細パーツで構成する構造になっています。
PMM (Product Market Matching)
本書のキモとなる考え方がPMM(Product Market Matching)です。
「Product」=商品・サービスと
「Market」=その商品・サービスを届けるマーケット(顧客)ニーズ・ウォンツを、
「Matching」=マッチングさせること
そしてシンプルな表現にすると、
「誰が・何をして・どうなった?」
コピーライティングとは、最終的に、この「誰が・何をして・どうなった?」を伝えるものなのです。
誰が | ターゲット |
何をして | 提供する商品・サービス |
どうなった? | ベネフィット |
そして表現する際は、自分目線でなく、顧客目線で考える必要があります。
マーケティングの考え方にもつながっていきます。
人を動かす文章の構造「PASONAの法則」
PASONAの法則は、すでにご存じの方も多いのではないでしょうか。
私も知ってはいましたが、意識して文章を書いていませんでした・・・・・。
「PASONAの法則」の最新の基本構造は以下となります。
Problem | 問題 | 買い手が抱えている「痛み」を明確化する |
Affinity | 親近 | 売り手が、買い手の「痛み」を理解し、解決する術を知っていることを感じてもらう |
Solution | 解決 | 問題の根本原因を明らかにし、「解決」へのアプローチ法を紹介する |
offer | 提案 | 解決策を容易に取り入れられるよう、具体的な商品・サービスの「提案」を行う |
Narrow | 適合 | 売り手の価値観にぴったり「適合」する顧客を絞り込む |
Action | 行動 | 「痛み」を解決するために必要な、具体的な「行動」を呼びかける |
基本構造は昔と変化しています。
- A : Agitation(問題のあぶりたて) ⇒ Affinity(親近)
- SO : Solution(解決策の提示) ⇒ Solution(解決),Offer(提案)
本書をPASONAの法則風に紹介すると、
P | ブログなどを書こうとしても、なかなか文章がかけず、自分に愕然としたことはありませんか? |
A | しかしそれは今まで文章を書くことを学んでいなかったので仕方がないことです。 |
S | そこで本書を読むことで、誰でもコピーライティングの技術を簡単に学ぶことができます。 |
O | 今だけXX%オフで購入可能です。 |
N | ただし、今から2時間以内に購入いただける方に限ります。 |
A | 今すぐ下記バナーからお申込みください。 |
なかなか難しいですね(^^;)
さらに「PASONA」をウェブ時代のLPの基本的なメッセージとして再構成したのが「PASBECONA」となります。
こちらは本書でご確認ください。
まとめ
この他にも
- インパクトのある見出しの型
- PMMを見出すPMMサーチシート
- 成約率を高めるライティングの技術
などコピーライティング学ぶべきことが網羅的に書かれていますので、ぜひ手元に置いておきたい一冊です。
また本書を購入される場合は電子版ではなく、単行本(ソフトカバー)がおすすめ!
450ページ超あり、検索するにも単行本の方が楽だと思います。
また巻頭・巻末にカラーのツールが付録でついているので、単行本の方が使い勝手が良きと思います。
コピーライティングの技術は、これから更に重要なスキルとなってきます。
そしてそのスキルを伸ばす実践の場として、ブログ運営が最適だと思います。
スキルを伸ばせて、収益化もできれば最高ですね。
また良い文章がかけても、集客できないと読んでもらえないので、SEO対策もしっかりやっていきましょう。