こんにちは、サクです。
先週の株式相場を振り返ります。
前週の米国市場の下落を受けて、月曜日は東京市場は大幅反落。
しかし米国は落ち着きを取り戻し、一週間の中でS&P500やナスダックは最高値を更新しました。
長期金利が1.4%を下回る場面もありましたが、1.4%台をキープして、最終金曜日で1.5%を若干上回って終わりました。
FRBの利上げはまだ先との楽観論が強まっており、米株式の予想変動率を映す米VIX指数は一時期14.19と昨年2月以来の低水準となっています。
米ハイテクグロース株への買いの流れが再び勢いづいています。
騰落率
- TOPOX:+0.8%
- S&P500:+2.7%
- ナスダック:+2.4%
- 米国債10年:1.524%
長期金利の落ち着きを受けてハイテク株に資金が流入しています。
テスラを売ったら騰がってしまいました(涙)
ただその資金の一部でヘルスケア関連のETFを購入しました。
ETFとはどんな商品なのでしょうか。
ETF(上場投資信託)とは
ETFと投資信託の違い
ETFとは、上場している投資信託のことをいいます。
プロが運用しており、個別株式と異なり分散投資されているので、ETFの方がリスクは小さくなります(爆上げもない)。
通常の投資信託との違いは大きくは以下2点となります。
1.売買を行う場所
ETFは上場しているため、市場を通して売買取引を行います。
投資信託は運用会社が指定した金融機関でのみ取り扱っています。
2.売買する価格
ETFはその銘柄が連動を目指す指標での市場価格で購入します。
投資信託は「基準価格:運用会社により1日1回算出」で売買します。
その他に売買手数料、信託報酬、分配金などに違いがあります。
ETFのメリット・デメリット
ETFのメリット・デメリットは以下となります。
1.メリット
市場に上場しているので、市場の取引時間中であればリアルタイムで売買できる。
2.デメリット
分配金が自動で再投資されません(複利効果が出ない)。
保有しているETF
すでに保有しているETF
ETFは様々な種類のタイプが上場されています。私が保有している米国のETFで、保有銘柄は以下となります。
1.QQQ(インベスコ QQQ 信託シリーズ1(Invesco QQQ Trust Series 1))
ナスダック100指数(Nasdaq-100 Index)(同指数)の構成証券の全てを保有
2.SPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF)
S&P500指数の採用銘柄のうち配当支払い上位80銘柄で構成
3.VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバー
4.VOO(バンガード・S&P 500 ETF)
米国の主要業種を代表する大型株500銘柄で構成
新規購入したETF
今回新規に購入したETFが、VHT(バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF)です。
ファンド概要は以下となります。
バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF(VANGUARD HEALTH CARE ETF)は、MSCI USインベスタブル・マーケット・ヘルスケア25/50インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。米国のヘルスケア・セクターの大型株、中型株、小型株に投資する。当インデックスは、米国のヘルスケア・セクター株式銘柄で構成されている。このセクターは、ヘルスケア機器およびヘルスケア用品を製造する企業またはヘルスケア関連サービスを提供する企業、医薬品およびバイオテクノロジー製品の研究・開発・製造・マーケティングを主たる業務とする企業で構成されている。
※引用 SBI証券 ETF情報
チャートは以下のようになっています。
引用元:https://www.bloomberg.co.jp/quote/VHT:US
https://www.etf.com/etfanalytics/etf-comparison-tool
VOOとの比較では直近は劣後していますが、ディフェンシブ銘柄としてヘルスケアセクターは今後も伸びていくと感じており、下落幅も小さいので少しづつ積み立てをしていこうと考えてます。
しゅんさんの「しゅんの投資・医学のお話し」が参考になりますのでご覧ください。
https://sakutetsu.com/stock-4/