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中小企業診断士 資格取得後の歩き方

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中小企業診断士 資格取得後の歩き方

こんにちは、サクです。

中小企業診断士の資格は、「よく足の裏についた米粒」に揶揄されます。

「取らないと気持ち悪いが、取っても食べられない」

今回はそんな中小企業診断士の資格を取得するきっかけ、そして資格取得後の気持ちの変化などについてお伝えします。

そもそもなぜ中小企業診断士の資格取得を目指したのか

きっかけ

社会人になってから、金融関係に就職、その後1度だけ転職して現在に会社につとめて20数年ずっと営業職を渡り歩いてきました。

大学時代から資格取得(宅建、行政書士)は勉強しており、中小企業診断士の存在は知ってはいましたが、あまり興味がなく、取得意思は全くといってほど湧きませんでした。
(経済学や会計など数字の多い科目は苦手意識あり)

そんな中2015年に企画職へ移動となり、経営関係の話題に触れることが増えました。
経営知識不足を感じて本社をさまよっていると、ふと中小企業診断士の企業経営理論のテキストが目に入りました。

「専門書より、資格関係のテキストならわかりやすいよな」

と、単純な動機でテキストを手にしたのがきっかけでした。

勉強スタート

企業経営理論のテキストを読み進めていくと、意外に面白くなってきて、

「この資格の勉強はいけるかも」

と勘違いしたんですねー。
時は2月、一次試験までちょうど半年でした。

「一発合格してやる!」

と無謀にもそんなことを思いながら勉強を進めていきました。
完全独学で勉強仲間も無く、勉強の作法の情報なし。しかも7科目という広範囲、1科目テキストも300~400ページありますから、

「ヤバい資格に手をつけてしまった・・・」

と後悔の念も生まれてきました(笑)

当然その年は1次試験で敗退(しかし4つの科目合格には本当驚きました)
結局なんやかんやで1次試験2回、2次試験2回の2年半かかりました。

試験合格後

試験合格の気持ちの変化

基本的には2次試験の筆記試験が合格するば、その後の口述試験は相当なへまをしなければ落ちることがありませんから、その時点で合格は決まったようなものです。

つらい勉強を続けていた時は、合格発表の時には感情が爆発するだろうと妄想していましたが、いざ合格が決まると意外に冷静を保っていました。
(番号は五度見ぐらいはしましたが)

「経営知識がついて自信に満ち溢れている」

など合格後の姿を思い描いていましたが、いざ合格しても試験を通して自分がどのくらい成長できたのかというと疑問がありました。
(当然勉強前より格段に経営の基礎知識がついたのですが)

要は

「お勉強はできたが、自分の武器が何もない」

ということに気が付かされたんですね。

ゼネラリストというと聞こえが良いですが、結局は何でも屋で専門分野(尖り)がない。仮に独立をしたときに経営者にバリューを届けられるのかと思うようになりました。

あと中小企業診断士はまだマイナーですから、合格を同僚に話をしても(勉強中は誰にも知らせていなかった)反応薄かったですね(笑)

診断士登録

診断士登録後の気持ちの変化

実務補修も業務のスケジュールなどで3回目を2021年2月にやっと終了して、4月に診断士登録を行いました。

試験合格までは、合格がゴールと思っていました。しかし実際にはここからスタートなんですね。

2018年に合格してから、実質は何にも変わっていないです。それは当然ですよね、何もしてこなかったんですから。

診断士登録をしても自分から動かないときっと、というか絶対何も変わりません。

やはり何かを始めなけらば、という焦りの気持ちがふつふつを湧いてきました。

診断士協会に入会し、また研究会にも入会して日が浅いですが、これからは積極的に活動を進めていきたいと考えています。

また今後の将来性を考えた中で、WEBマーケティングは今後も伸びていく業界と考えています。経営知識+WEBマーケティングの知識での専門性を高めてたいと考え、ブログを立ち上げオウンドメディアの運営も学び始めました。

まさか自分がブログを始めるなんて想像もしてませんでした。
しかしやってみると開設は思ったよりも簡単にできました。続けるのは大変ですけどね(笑)
それでも1年間1万円ちょっとで自分のメディアが持てますから、やってみる価値ありです。
そして日々ユーチューブやネットなどで色々勉強中です(汗)。

他には補助金申請の実務を行い、ノウハウを蓄積していきたいので、そういった機会も早めに掴んでいきたいですね。

知らないことは山ほどあるし、やらなけらばならないことも山ほどある

焦りがありますが、地道に知識・経験を蓄積していきたいと思っています。

皆様も名刺代わりにもなるので、ブログ運営を始めてみてはいかがでしょうか。

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時間管理の重要性

しばらくは企業内診断士として活動を続けていく予定です。そうすると重要なのは時間の管理。研究会などは平日に実施されることが多いので、どう時間のやり繰りをしていくかですね。

昨日も出席を予定していた研究会が、業務の段取りが悪く、結果欠席するはめになりました(涙)。

土日の時間の使い方を含めて、どのくらい活動に時間をアサインできるかが勝負になります。

遅れてきたルーキーの感がありますが、定期的に成長?過程をお伝えしていきますのでよろしくお願いします。

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