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中小企業診断士 支援機関での公的業務について

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中小企業診断士 支援機関での公的業務について

こんにちは、サクです。

早いもので、今日から4月。新年度入りですね。
実は昨年12月から、公的支援機関に入所し、公的業務を行っています。
バタバタとしていたため、久しぶりのブログ更新となります。

今回は公的支援機関に入所して思うことを、つらつら述べてみたいと思います。

入所理由

そもそも、なぜ公的支援機関に入所しようと思ったのか。

昨年5月からプロコン塾に入塾して、様々な方々をお会いしていく中で、やはり独立をしたいという想いがふつふつと湧き上がってきました。

前職での業務では、そこそこの立ち位置にいたので大変悩んだんですが、決心して辞表を提出しました。
当然ですが、何のあてもありませんでした(笑)

しかしふと我に返ると、やはり診断士としてのベースとなる実力には欠けているのではないかと思うようになったんですね。

ちょうどそんな時に、公的支援機関が中小企業診断士資格を持っている人を募集しているとの情報が入ってきました。
「何とかなるだろう」と思う反面、そこに入ってい修行した方が良いか、大変悩みました。
なんせ、
如何せん給与水準が今までよりもかなり落ちる(^^;)、副業も不可。
一方でお金の心配はしなくて、診断業務が学べる。

こんな想いが揺り動いて、本当に悩みましたが、結局は門を叩いてお世話になることとなりました。

そして12月より経営指導員として勤め始めたのですが、気がつけばあっ!という間に四か月過ぎました。
本当に日々是勉強也の毎日でしたね。

メリット

公的支援機関に入るメリットとして以下があると感じています。

公的業務の枠組みが理解できる

1年間プロコン塾で学んだのですが、その時にはなるほどと理解できるのですが、全体像が理解できていませんでした。
実際に実務を行うと、ある制度とある施策がどのように繋がっているか理解できるようになりました。
似たような名前の制度が多くて、今だに混乱することもありますが(^^;)

  • 小規模事業者持続化補助金
  • 中小企業活力向上プロジェクトアドバンス
  • 経営革新計画  etc

そして学んだことを実践できることが大きいですね。
経営革新計画についても事業者様を支援し、計画書を何度もブラッシュアップさせながらなんとか承認させることができました。

中小企業活力向上についても、こんな流れでやっているんだ、と腹に落ちましたね。

様々な業種の方の経営相談にのれる

前職では、当然ながらその業界の方々としか話す機会がありません。
しかし窓口業務では、本当に様々な業種の事業者様がいらっしゃいます。
サービス業、飲食業、クリーニング店、個人タクシー・・・・
今まで聞くこと、知ることができなかった業界の方々の話を聞くのは面白いですね。
もちろん相談にこられているので、緊張感がありますが(^^;)

あと創業したいという若い方や、創業したばかりの方が多いのには少しビックリですね。
ずっとサラリーマンをしていて、自分で事業をやろうとなんて思ってもいなかったので、ある意味尊敬できますし、そんな人がいるこの社会もまだ捨てたもんではないな、なんて思ってしまいます(^-^)

リアルな資料を見れる

診断士試験では、基本PL・BS・CFをメインで勉強しますが、確定申告書を見る機会は中々ないのではないでしょうか。
中小企業・個人事業主の確定申告書及び決算書を2~3期分お持ちいただいて、業績の推移を確認していきます。

勉強していると綺麗な決算書が多いですが、実際は債務超過になっていることがかなり多いです(^^;)
むしろそうでない資料を見ると「すごい!」と感動すらしてしまいます(笑)

法人税申告書の別表7「欠損金又は災害損失金の損金算入等に関する明細書」は損失がどの時期にあったのか分かります。欠損金を繰越せることも知りませんでした(^^;)

金融機関以外では見ることが少ない資料を見れて、そこからこの事業者の問題点を考えることを実践できるのは大きなメリットと感じます。

デメリット

実際には、デメリットというほどではありませんが、あえて記載すると、

給与水準が低い

これは契約形態が労働契約という、いわば契約社員だからですが、給与水準は低めです。
もちろん正規社員はそんなことはありませんが、経営指導以外にも地域振興など様々な業務があります。

ただしこちらも「お金をもらいながら業務を学べる」と考えると、そこまで悲観することもないですね。
ある程度蓄えがあれば、なんとかなります。
逆にムダな支出を押さえようと思うようになるので、それはそれでメリットとも考えられます。
しかし若い方は少し辛いかもしれませんね。

副業禁止

業務上、経営指導がメインとなりますので、診断士としての副業は禁止です。
副業ができれば収入の上乗せができるので、若い方もチャレンジできるんでしょうが・・・。
やりませんが、普通徴収にすればバレないとは思います(笑)

更新ポイントにはならない

当たり前ですが、日々の業務が更新ポイントにはなりません。
これは実務従事、実務実習、研究会等で稼ぐしかないでしょう。

まとめ

公的支援機関に入るメリットは

  • 公的支援業務の枠組みが理解できる
  • 様々な業種の方の経営相談にのれる
  • リアルな資料を見れる

これは本当に大きいですよ。

一年前のブログに、

格は取ってからがスタート。自分から積極的に動かないと何も変わらない。

と書いてありました。

この一年、その反省を活かし積極的に動いたこともあり、激動の一年でした。
まさか会社を辞めているとは考えていませんでした(^^;)

そして今回公的支援機関に入れて実務を学べて、本当にラッキーだったと思いますし、検討されている方にはお勧めします。
支援機関がどのような考え方をしているかわかりますし、人脈もできます。
独立しても公的業務から入る場合が多いので、その意味でもアドバンテージになるかなと(^-^)

基本2年間お世話になると決めてあります。この2年間をどう過ごすかで、独立後の診断士ライフも大きく変わってくると思いますので、これからも日々是勉強、真剣に取り組んでいきたいと考えてます。

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