こんにちは、サクです。
先週の株式相場を振り返ります(2021年7月26日~2021年7月30日)。
一週間の騰落率
- TOPOX:▲0.2%
- S&P500:▲0.4%
- ナスダック:▲1.1%
- 米国債10年:1.226%
米国株は4-6月の決算発表がピークとなり、米巨大IT企業のGAFAMは88%増益となりました。
その中でアマゾンは27%増収も、アナリスト予想を下回り成長の減速が懸念されました。昨年度はコロナによる巣ごもり需要による通販特需がありましたが、現在はワクチン接種が進み人々がリア充生活に戻りつつあるため、通販の伸びが鈍化したようです。この企業の規模での二桁成長はかなり凄いことなんでしょうが、期待感が強かっただけに失望売りが出ています。
合わせて世界のEC関連株が下落しており、「アマゾンショック」の様相を見せています。
一方日本株は新型コロナウイルスのデルタ型の感染拡大で緊急事態宣言が延長され、対象地域の拡大により経済活動の正常化が後退するとの観測から、日経平均は7か月ぶりの安値をつけました。
21年4-6月の決算で上場企業の7割がコロナ前の19年同期比を上回るなど、企業業績は好調も持続するかが今後のカギになりそうです。
買い物上手こそお金持ちへの道
今回は、トマス・J・スタンリー著「なぜ、この人たちは金持ちになったのか。億万長者が教える成功の秘訣」から、買い物を上手に行ってお金持ちに近づきましょうという観点をご紹介します。
億万長者は資産を築き、順調に事業を経営して、高収入を得ることだけに長けているわけではなく、家計のほうも上手に切り詰めて、経済的生産性を高めようと努力しています。家計支出を抑えるために様々はことを行っています。
ちなみに著者のスタンリーさんはかの有名な「となりの億万長者」も書かれているアメリカ富裕層研究の第一人者です。
コスト意識の考え方
億万長者は「最初のコスト」、要はイニシャルコストより、「製品等の耐用年数のあいだにかかる維持費」ランニングコストにこだわるようです。
億万長者は耐用年数のあいだにかかる維持費にこだわる
「何でも自分でやる」は倹約ではない
自分で何でもやれば出費もなくなり倹約になる、と皆さん思われていませんか。
アメリカの億万長者は倹約家でありますが、
倹約 ≠ 自分でやること
ではないと思っています。
億万長者が倹約するのは、生産性の向上に本当につながる場合のみなんです。
買い物上手
億万長者は資産を築き、順調に事業を経営して、高収入を得ることだけに長けているわけではなく、家計のほうも上手に切り詰めて、経済的生産性を高めようと努力しているんですね。
家計支出を抑えるために様々はことを行っています。
億万長者は購入時の値段はあまり気かけず、品質を重視します。品質の良し悪しとは製品の寿命を加味したコストによって決めているんです。
靴も高価なものの方が、流行に左右されず履き心地も良く、靴底を張り替えればずっと使用することができて結局は安上がりになるという考え方です。
家具も安物を買うとすぐにボロボロになるので、高品質なアンティーク家具の方が好まれます。耐久性にも優れているので最低限の手入れをするだけで長持ちするからなんだそうです。
まとめ
他にもクリスマスカードはクリスマスが終わってから購入する、麦わら帽子は秋に購入するなど、ものが安くなる季節に購入して次にシーズンに使うなどの倹約をしているようです。
億万長者は「増やす力」も持っていますが、「使う力」や「貯める力」も強いんですね。
そして貯めたお金を投資して、さらに増やしていく。
億万長者の考え方を見習って、支出は出来るだけ減らしていきたいと思っています。
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