こんにちは、サクです。
今回は、
仕事人生を、プレゼン力で変える。
(三谷 宏治 著 、発行 日経BP)
を読んだ感想について述べていきます。
現在プロコン塾に通っており、プレゼンをする機会が多くなっています。
しかし私は人前で話しをするのが大の苦手で、プレゼン下手です。
いつもフィードバックでは厳しいコメントが・・・・(^^;)
今回たまたまツイッターで、KIT虎ノ門大学院(金沢工業大学大学院 虎ノ門キャンパス)で著者の公開講座の広告が目につきました。
~社内での10分プレゼンテーションが、あなたのキャリアを大きく変えるかもしれない~
マーケティングの妙といいますか、とても興味・関心が起こり参加してみることにしました。
そして改めてプレゼンテーションの基本を学ぼうと思い、本書を手に取りました。
著者紹介
三谷宏治さん
東京大学卒業後、BCG、アクセンチュアで19年半経営コンサルタントとして活躍されました。
2006年から教育分野に活動の舞台を移し、KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院教授を勤められています。
「経営戦略全史」の著者でもあります。
まずは基本レベルを目指す
プレゼンターとしての進化としては3段階あります。
1.基本レベル 少人数向け小プレゼンテーション
2.上級レベル 幹部相手の大プレゼンテーション
3.達人レベル 言葉に頼らず印象的に伝える力
私も含めた初心者は、まず基本レベルを目指すことになります。
基本もトークもシンプルに徹する
基本レベルでの目標はとにかく、「ふつうのプレゼンター」になること。
10枚20分の少人数向けの小プレゼンテーションがこなせるようになることです。
やはりこれでもハードルが高い(^^;)
ハードルは高いですが、かなり簡潔に説明されています。
しゃべり(トーク)に頼らず資料(プレゼンテーションスライド)を重視。
見て聴いてわかりやすい、シンプルでメリハリのついた資料をつくることを目標とすることです。
- まず言いたいことを文書で書き下す
- 1文は短く30字以内を目指す。ワンスライド・ワンメッセージを意識
- 色は3種類程度。アニメーションは使い過ぎない
- 全体の流れを示すマップをつくる。そして中核となるインパクトあるスライドも1枚つくる
- トーク原稿は挨拶から締めまですべて書いて、丸覚え
- トークはスライド1枚あたり2分が目安
そして話す内容の原稿ができているのなら、思い切ってそのナレーターに徹することからスタートしてみる。
こう書かれると多少はハードルが下がった気がしますね。
しかし著書に書かれていますが、その場づくりをしないと経験値もあがらないので上達しないので、やはり人前で話す機会を積極的につくる必要があります。
まとめ
やはり最初はまず見て分かるスライドづくりが重要となります。
見て分からないものは、聴いても分からないですからね。
しかし今回公開講義を聴講して、やはり著者のプレゼンテーションの資料だけでなく、話しぶり、手振り、身振りが大変勉強になりました。
(著者も最初はダメダメだったとのことですが)
本記事ではさわりの部分しか紹介しておりませんが、全体的に分かりやすい文章で腹落ちする内容となっていますので、プレゼンテーションが苦手な方は手に取ってみてはいかがでしょうか。
以上、サクでした。