こんにちは、サクです。
今回は、
世界最高のリーター育成機関で幹部候補だけに教えられているプレゼンの基本
(田口 力著 、発行 株式会社KADOKAWA)
を読んだ感想について述べていきます。
皆さんはプレゼンは得意ですか?
私は大の苦手で、人前で話すことをできるだけ避けているダメ人間です(笑)
しかし、これからセミナー講師など人前で話す機会が増えてくることもあり、改めてプレゼンの基本を学ぼうと思い、本書を手に取りました。
kindle Unlimited でも読むことができます。
著者紹介
田口 力さん
元GEクロトンビル・アジアパシフィック プログラム・マネージャー
世界最高のリーダー育成機関として知られる「クロトンビル」で、日本人として唯一リーダーシップ研修を任された実績があります。
要はGEの幹部候補生向けに研修されていたプロです。
いいプレゼンの基本
プレゼンなどで人に説明したときに、このように言われたことはありませんか。
「それで結局、何が言いたいの?」
資料・スライドを作成することに一生懸命になり、その前段階の作業が疎かになっているからと指摘されています。
一般にプレゼンは、次のような時系列プロセスを経なければならないとのこです。
- 利き手の分析 (A : Analyze Audience)
- メッセージ構築(B : Build Message)
- スライド構成 (C : Construct Slide)
- 伝え方の工夫 (D :Deliver Presentation)
4つの頭文字を取って「ABCDストラクチャー(構造)」と名付けられています。
私も含めて、多くの人は「C」のスライド・資料作成ばかりに時間を割いてしまっていることが、伝わりづらいプレゼンの原因とのことです。
逆に「ABCD」のそれぞれをきちんと経ることができれば、結果として聞き手の「E : Engagement=エンゲージメント(愛着心、堅い約束)」を獲得できます。
本書はこの順序で分かりやすく解説されおり、大変勉強になります。
そうは言っても、実践しない身に付きませんからね。
一つでも良いので意識してプレゼンの基本を身に付けたいと思います。
プレゼンに自信のない方は、ぜひ本書を手に取っていただければと思います。
以上、サクでした。